大和測量ブログ
ここ数年、私は茨城県常陸太田市内にある東部土地区画整理事業の調査設計業務に従事しています。
月に数回、渋谷区初台にある本社から車で約2時間半、常磐自動車道をひたすら走り続け、現地に到着、打合せや現地確認など2~3件の予定を終え、同じ時間をかけて東京に戻ります。
1日の時間配分は、車の往復5時間、現地のお仕事2~3時間、お昼30分といった具合です。
こうした状況の中、様々な場面でご相伴にあずかり大ファンになってしまった「ひたちおおた名物:お饅頭」をご紹介します。
1玉喜屋本店:味噌饅頭
常陸太田の水府にある名物「玉喜屋本店の味噌饅頭」です。市役所や地元の方もよくお土産にするとのことです。
女将さん曰く「うちは4代目、ウリは味噌饅頭、100年続いてる、でもね、最近、売上が落ちてるんで、いっぱい宣伝して、いっぱいね」とエールを頂きました。
皮の部分からホンワリと味噌の香りが漂い、アンコとのバランスが絶妙です。
2小林製菓:最中印籠
さすが、水戸のご老公様さまが晩年を過ごされた地域ですね。名物「最中印籠」が目に入ってしまいました。この最中印籠、2013年に第26回全国菓子大博覧会・広島大会で「栄誉大賞」を受賞しています。
ご主人が当時のお話を控えめに語ってくれました。
小豆粒あん、ゆずあん、しそあん、巨峰あんの4種類あって伝統の味がとても楽しく頂けます。
3なべや:粽(ちまき)
鯨が丘にある趣のある建物がなべやさんです。明治8年(1875)創業とのこと。
名物「太田ちまき」は、水戸光圀公の侍臣、助さんこと、佐々助三郎が北越地方からお土産に持ち帰ったのが始まりと言われているそうです。
この粽(ちまき)、今も、大人気です。午前中でほぼ売り切れてしまいます。仕事帰りに寄ったのではだめなんです(何度しくじったことか)。
ある時、女将さんから今度は電話を入れてくれれば取っておきますから、と親切に言ってくれました。
その後は、事前に電話注文しておくと、18時までは取り置きしていただけるので安心して持ち帰ることができるようになりました。
4亀じるし:蓬(よもぎ)豆大福
創業1852年、水戸藩御用達、ご存じ「亀印」は、市内に2店舗(常陸太田店、道の駅ひたちおおた店)があります。
写真上左は、私が大好きな季節限定の蓬(よもぎ)豆大福です。
ここ数年、「春先になると店舗に並びはじめるので、とても楽しみなんです」と、組合事務所で世間話をしていると、事務局の方から「私は、そのお店のイチゴ大福(写真上右)が大好きなんですよ、一度、試して見て」と言われ、この冬にお店に出てくるのが待ち遠しくて、これまた楽しみが増えてしまいました。
茨城県産のよもぎを混ぜたお餅の中に、粒あんがいっぱいです。
ずっしりと重さを感じる蓬(よもぎ)豆大福は、香りも良く、お茶請けに、お土産に、お薦めの一品です。
5鯛夢(たいむ):薄皮たい焼き
茨城県には1店舗しかない「鯛夢:薄皮たい焼き」さんは、金井町のスーパーかわねやフェスタ店内にあります。
最近、貴重な地元情報をキャッチしました。この鯛夢さん、毎週火曜日がお買い得なんです。通常、たい焼き1つ160円が、なんと1ヶ100円になります。100円ですよ。商品の値上げが目立つ今日この頃ですが、こちらは、太っ腹です。聞いただけで思わずニコニコしてしまいました。
そんなことから、この頃、打合せは「火曜日」と「たい焼き」の組合せがいいなって、思ったりしています。
6市内マップとお店
本ブログへのお店情報の掲載につきましては、令和5年8月~10月頃、それぞれのお店に伺い、快くご了解頂きました。お店の皆様、ご協力ありがとう御座いました。
また、掲載内容は、その時点のものであり、今後、様々な事情により異なる場合があり得ます。お店に訪問される際には改めてご確認頂きますようお願い致します。
常陸太田市東部土地区画整理事業は令和8年3月末の完了を目指しています。今しばらくは、お饅頭が頂けそうです。
プロジェクト二部
塚原 成樹